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強力な助っ人二団体

 2012年秋、資金もメンバーも足りない中、南丘の保全活動を
始めようとしていました。
 そんな中、強力な2つの団体が支援を申し出てくれいました。
①森林施行認定NPO法人 森林の風(もりのかぜ)
 と
②KIEP’S(霞ケ浦地区環境行動推進協議会)です。
森林の風は、三重県の北勢地域で活躍する森林施業のセミプロ集団と言ってもいい
団体です。企業や市町からの依頼を受け、荒廃した人工林や里山、竹林などの
施業を行っています。
 また、これから森林施業をやりたいという人のための講座を開催したり、森林環境
教育に取り組んだりと活発に活躍をされています。
 KIEP'Sは、2008年に「温暖化防止に向けて、ともに動き出そう!」を副題として
四日市第三コンビナートの霞地区において企業活動を行う21社が連携し、そこで働く
人達が中心となって、環境活動を行っている団体です。
 その活動の一環として、里山保全活動にも取り組みたいと考えられているところに
南丘保全の話をしたところ「」やりましょう」と言っていただきました。
 コンビナート企業と里山の連携、四日市ならではですね。

 この2団体は、その後の保全活動に大きな力を発揮していただくこととなりました。
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黒田慶子先生講演会in四日市

 2012年9月23日 神戸大学の黒田慶子先生に四日市にお越しいただき
環境学習センターで講演会を開催した。
 午前中には、雨の中保全活動を予定している南部丘陵公園を実際に歩いてみてもらった。
ナラ枯れがすでにきていること。
萌芽更新でコナラ林を再生するには、ぎりぎりの時期に来ていること
がわかった。
 *コナラは古くなると萌芽更新する力が弱くなる。
南丘を視察

 午後の講演会では、
・間伐による公園型の整備では、カシノナガキクイムシの活動を助長し、ナラ枯れが促進されること
・小面積皆伐を毎年続けることで、多様な植生を持つ里山が形成されること。
・江戸時代には、今よりもっと里山の木は若く、切りすぎないよう管理していたこと
・小面積皆伐は、基本的には1960年代まで農家の人たちが薪を取ったり、炭を焼いたりして
 活用していた方法であること。
・里山管理については、わかっていないことも多いこと
などが話された。
 この講演会は、渡したいの活動のキックオフともいえるものになった。
 環境学習センターとの共催で実施し、多くの方に聞いていただくことができた。
講演中

なぜ、小面積皆伐なのか

 なぜ、スギやヒノキ林のように、間伐をして山を管理していかないのか?
なぜ、「皆伐」してしまうのか、しかも、小面積(0.1ha程度から)ずつと思いますよね。
間伐の方が、すぐに明るい森になって見た目もきれいなのに…
 間伐でなく、皆伐する。
それは、放置された里山をどんな姿にしたいのかということと密接なかかわりがあります。
私たちは、かつての明るい、コナラヤアカマツの林にしたい、そして、明るい林とともに
生育してきた生き物の住める場所を確保できる場所にしたいというのが目的です。
 この目的からすると
間伐した場合
 1、明るいコナラ林でも林内では、コナラの実生は育たない。
 2、切り株から芽がでて林が再生する(萌芽更新)が起こりにくい。
 3、明るく整備した林では、ナラ枯れが誘発される。
 といったことがわかっているからです。
 このことについては、私が説明するより、かつて黒田先生らが所属されていた
森林総合研究所関西支所のHPをご覧になることをお勧めします。
特に
 〇ナラ枯れの被害をどう減らすか
 〇里山に入る前に考えること
 〇里山管理を始めよう
 をお勧めします。
 

黒田慶子先生との出会い

 里山保全に取り掛かりたい、そう思いながら、里山をどう管理したらいいのか、
私たちにはわかりませんでした。
 自分の中にある四日市の里山のイメージは1960年代の明るいアカマツやコナラの
林です。
 まずは、一部分でもそんな林に戻したい。そんな思いだけはありました。
そんな時、2012年の1月21日、22日、「日本の里山満喫ツアーin多気町」と題して
多気町で開催されたシンポジウムで、神戸大学の黒田慶子先生の講演を聞いたことが
大きなきっかけとなりました。
 「里山を保全したかったら、小面積ずつ皆伐したほうがいい、間伐による公園型整備は
返ってナラ枯れを招く。」これは、強烈なメッセージでした。

大人の里山づくり 第1~3回

四日市市環境学習センターと共催で、4回連続の講座「大人の里山づくり」を
行っています。
今年は、去年に引き続いて2シーズン目です。
すでに、今日、12月13日(土)が3回目の講座でした。
 1回目は、10月18日(土)で泊山小学校をお借りして里山を調べるという講義をしました。
そのあと、実際の今年度伐採する予定の南ゾーンに出かけ、調査しました。
調査は、伐採予定区域(約1500㎡)の半分程度の面積で
直径5cm以上の木の根元にナンバーテープを貼って、
胸高の周囲長と樹種を記録していきます。
次回までに、胸高直径と樹種の関係をグラフにし、森林の構成を考える
資料にします。
 2回目は、11月15日(土)でした。
前回の資料から、コナラが大木化していること
コナラ林の内部には、小さなコナラはほとんど育っていないこと
などが、わかりました。
 そこで、コナラ林を小面積づつ皆伐し、萌芽更新をうながして里山林の
若返りをはかります。
 今回は、小径木をノコギリで伐倒しました。ノコギリを使うことに慣れていない人も
いて、直径10cm程度の木を思った方向に伐倒するのに悪戦苦闘でした。
受講生の皆さんご苦労様
 そして今日の第3回目では、引き続いてノコギリによる伐倒と、大径木の薪割
でした。
 薪割は、2通りの方法で実施
1、斧を使って人力で割る
 これが慣れてくるとなかなか気持ちのいいもんです。股を開いて、斧を足に落とさない
ことだけは注意して行りました。
2、電動薪割機を使って
 今年新しく購入した7トンの油圧式薪割機と借用したホンダの発電機(静かでした!)
を使った薪割です。こちらは見事に割れて快適でした。
薪割機を使って初めての薪割

 でも、講座の始まる前には、発電機にオイルが入っていないのを確認していなくて
大慌てしました。無事終わってホッとしました。
 最後には、明るくなった林で薪を使う意義についても考えました。
 明るくなった里山で今日のまとめ

活動の始まり

 私たちは、もともと四日市市内で自然観察会をやっている団体です。
今も、年間10回程度の観察会を行ったり、市の依頼を受けて自然調査をしたり、
四日市市環境学習センターの講座を担当したりしています。
 そんな私たちが、里山保全活動に乗り出したのは、2009年、2010年と
行った市内の自然調査の結果でした。
 市内では里山の様子が大きく変わっていました。アカマツの林はほとんどなくなり、
コナラ林は高木化し、低木は常緑樹がほとんどを占める状態になっていました。
また、管理されなくなった多くの里山でタケ侵入が起こり、タケだけの茂る
真っ暗な林が増えていました。
 せめて、観察会でよく利用させてもらっている南部丘陵公園にかつての里山
の姿を残しておきたい。
 その思いが始まりでした。

南丘里山ブログ始めます

みなさま、初めまして
私たちは、三重県にあります四日市自然保護推進委員会の里山保全グループです。
市内の南部丘陵公園で里山保全活動を始めて3年目になります。
活動も少しずつ定着してきましたので、その様子をお知らせしながら、
現在の四日市の里山の様子や将来の姿を考えたいと思って始めました。
なぜ、保全活動を始めたのか。
何を目指して、どんな方法でやっているのかも、おいおい書いていきます。
よろしくお願いします。
プロフィール

南丘里山ブログ

Author:南丘里山ブログ
四日市自然保護推進委員会が行っている南部丘陵公園の里山保全活動の紹介ブログです。

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